トイレは意外と細かな部品が多く使われている

toilet_parts
当たり前のように使用されているトイレは、一見しただけではかなり簡易的な作りになっていると勘違いされている方も多いのではないでしょうか。便器は陶器製という点ではなかなか作れないものではありますが、その内部の構造的にはちょっとレバーを流せば水が流れて、その流れでてしまった分の水が溜まるような仕組みになっているだけだと思ってしまうからです。しかし、そんなトイレも実は意外と細かな部品が多く使われており、複雑な構造をしているものなんですよ。

その細かな部品が多く使われている部分であるのが、なんといってもトイレの貯水タンク内。このタンクの中はただ単に水が溜まっているだけであると思われている方も多いと思いますが、一度そのタンクの蓋を開けてもらうと分かりますが、いろいろと雑多な部品が内蔵されていることがわかります。それも機械的なものに使われている部品ではなく、ギミックとして使われている部品です。

その部品としては、まずトイレのタンク内の水が流れないようにするためのゴムフロートというもの、そしてゴムフロートが正常に閉まるようにするための浮き球、そしてオーバーフロー菅にレバーやボールタップなどの配管などが挙げられます。これらの部品はトイレの水が流れたり貯められたりする上で必要不可欠な存在ですから、そのどれか一つが欠けてしまっても正常なトイレの働きを行ってくれません。特にこの中で細かな部品としては、ボールタップに使われているフィルターやナットなどですから、ここら辺の部品はかなり慎重に扱わなければならない部分であると言えるでしょう。

トイレタンクの水漏れは食紅でチェックできる | ライフハッカー[日本版]

このように、トイレはよく確認してみると、実は精密機械まではいきませんがかなり細かな作りをされていることがわかります。それゆえに、ちょっとした不具合から大きなトラブルに発展してしまうことが理解できるでしょう。だからこそ、トイレの保守点検はしっかりと行っておくべきなのです。